国際的な事故評価尺度が、最悪のレベル7に引き上げられた。

レベル7という数字はマックスでチェルノブイリ事故に匹敵する。

チェルノブイリ事故と大きく違うのは、爆発を起こして放射能が拡散したかどうかという点だけである。

微量と言われている放射能漏れはあるが、もし、これがダダ漏れ状態になるとチェルノブイリ以上の大惨事となる可能性が高い。

福島原発付近は30km圏内まで避難勧告が出された。

現時点では微量の放射能だったとしても、数年間も浴び続けていると結局は被曝してしまうのには違いないだろう。
ということは、そのエリアは死滅したに等しい。

今回の東日本大震災は想定外の事が頻繁におき、さらには未だに震度6の余震が続いており、いつまだ原子炉に障害が発生するやもしれない。

ともかく、政府としては一刻も早く何らかの対策を打って、国民を安心させて欲しいものである。

チェルノブイリ事故でさえ、世界的に公表されてから10日足らずで収束させたのである。
なのに、福島原発はすでに1ヶ月が経過しているにも関わらず、一向に収束する予兆さえ見えてこない。

果たしてどうなるのやら。

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昨日、会社にいて、「お、揺れてる」と思ったら、すぐに揺れが大きくなった。

かなりな揺れなので、「ちょっとやばいんじゃない」と言って、会社備え付けのテレビのボリュームを上げた。
会社ではニュース関係の作業をしているところがあるので、基本NHKはつけっぱなしである。

地震に関するニュース速報が流れたと思ったら、震度7。
それどころか大津波警報がでたが、その高さが6m。

最近でた津波警報でもせいぜい1m程度だったが6mとは想定外の高さだ。
到達予想時刻まで30分もないという短さ。

おまけにお台場で火災発生。
千葉では製油所が炎上。

いやぁ、ちょっとこれまでに遭遇したことがないくらいの被害が予想される。
と思ったら、あっという間が津波が街を飲み込んでいった。

現実であって欲しくない状況が続く。

都心部は鉄道が全面ストップ。
帰宅難民になるのは確実。

私鉄、地下鉄はわりと早々に運行を再開し、夜通し運航することを決定。
しかし、あろうことかJR東日本は当日復旧はなし、ということに加え、駅そのものを封鎖。
もちろん、東京駅のようなところは新幹線の乗り入れもあるので、封鎖にはなっていないが、新宿駅は人を追い出しての封鎖というから頂けない。

この寒空の中、駅の中にも入れてもらえなくなる、という非人道的な対応はどうしたものか。

私はいろいろ考えた末、会社にとどまって、明日(つまりこれを書いている今日)帰宅することにした。
私が使っている中央線も運行を開始していたが、とてもじゃないが乗れるはずもなく、大江戸線+西武新宿線+タクシーで帰ったのであった。

ともあれ、かなり疲れたのでゆっくり休むことにした。

なお、今回の震災でお亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げたい。

ちなみに、今一番の気がかりは福島原発である。

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