kobo touchが7月19日に発売されて約1週間。

何を隠そうこの私も3000pts.につられてkobo touchを締め切りギリギリに注文していた。
たまたま注文していた色が一番売れているシルバーだったこともあり、在庫切れ状態だった。

なので、手に入るのは発売日以降というのはわかっていた。
その前にkobo touchのレビューをみると、酷評の嵐。

なかなかこんなに大量の酷評が1日で集中するのはゲーム以外ではあまりお目にかかれない。
手元に届くことが恐ろしくなる位の酷評だったが、楽天のとった行動は言い訳、レビュー隠しと、どういうことやねん、という手段。

数日後、

「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか

「kobo Touchのアクティベーションができない」――楽天が鳴り物入りで投入した電子書籍サービスに、発売当日から不具合が続出した。担当の執行役員は「申し訳ない」と陳謝。顧客の声を聞きながら、スピーディに改善していきたいという。(IT media)

という記事がIT mediaにアップされた。

これを読んで、ユーザが納得できるのか、と言われると微妙なところではあるが、ミスを犯してしまったことを認めるという点に関しては評価できるところだろう。

しかし、その数日後、今度は楽天の代表たる三木谷氏の記事が東洋経済に出た。

コボの出足は大成功、ネガティブな口コミは誤情報だから消し、内容を吟味して再掲載する――楽天・三木谷浩史社長

楽天が7月19日から始めた電子書籍事業。電子書籍専用端末「kobo Touch(コボ タッチ)」の投入と同時に、電子書籍ストア「koboイーブックストア」を開設した。(東洋経済ONLINE)

これを読んで、ちょっと愕然。
まず、タイトルからして「ネガティブな口コミは誤情報だから消し、内容を吟味して再掲する」ときたもんだ。

おいおい、これ情報操作以外の何ものでもないでしょう。
あと、販売する側が

細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ
楽天・三木谷社長、Kobo騒動を語る

7月19日に電子書籍端末「kobo touch(コボタッチ)」を発売した楽天。7980円と破格の価格を設定し、テレビCMを含む大々的なプロモーションを展開した。しかし、初日から「初期設定ができない」「アプリケーションが動かない」「英語と日本語の書籍が混じっている」など、様々な苦情が殺到。同社は急遽、サポート人員を増強し、対応時間を24時間に拡大するなど、事態の収拾に追われた。(日経ビジネスDigital)

この記事のようなことを言っちゃいかんでしょう。
機械だから強気で言えるかもしれないがこれが食べ物だったり、車のように一つ間違えば大事故につながるようなものだったらどうするんだ、という話だ。

いやいや、そういうものじゃないいから少人数の戯言は聞く必要はない、というスタンスなら、なんで楽天レビューのネガティブコメントを抹消する必要があるのかよくわからん。

結局、都合のいい方向に持っていくだけ、ということか。

で、話は戻って、私がポチッとしたkobo touchだが、何と、楽天Books側が手違いでキャンセル扱いになったことが判明。

で、さらにすごいのが、その翌日に。手違いでキャンセルになってしまったので、お手数をかけて申し訳ないがもう一回ポチってくれ、というメールが届いたのだ。

そっちの手違いでキャンセルしたものを、なんでこっちが手を動かさなきゃならんのだ、という話である。
おまけに、当初の3000pts.がどうなるのかの話も全くない。
そういう中途半端な状態で細かい説明もなしに、機械的なメールを送ってきているようなふざけた対応なので、とりあえず放置状態にしている。

そうすると、さらにフォローのメールが届いた。
ここまでくると、いったいこのフォローがいつまで続くのかをみてみたい気がするので、ずっと放置していようかと思う。

そう、日本版Kindleが出て判断しても遅くはなかろう。

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