4月
12
国際的な事故評価尺度が、最悪のレベル7に引き上げられた。
レベル7という数字はマックスでチェルノブイリ事故に匹敵する。
チェルノブイリ事故と大きく違うのは、爆発を起こして放射能が拡散したかどうかという点だけである。
微量と言われている放射能漏れはあるが、もし、これがダダ漏れ状態になるとチェルノブイリ以上の大惨事となる可能性が高い。
福島原発付近は30km圏内まで避難勧告が出された。
現時点では微量の放射能だったとしても、数年間も浴び続けていると結局は被曝してしまうのには違いないだろう。
ということは、そのエリアは死滅したに等しい。
今回の東日本大震災は想定外の事が頻繁におき、さらには未だに震度6の余震が続いており、いつまだ原子炉に障害が発生するやもしれない。
ともかく、政府としては一刻も早く何らかの対策を打って、国民を安心させて欲しいものである。
チェルノブイリ事故でさえ、世界的に公表されてから10日足らずで収束させたのである。
なのに、福島原発はすでに1ヶ月が経過しているにも関わらず、一向に収束する予兆さえ見えてこない。
果たしてどうなるのやら。